お茶は、お湯の温度や茶葉の分量でその旨味や甘み・コクを引き出したり抑えたりと、コントロールする事ができます。好みによって、様々な味わいを楽しめるのもお茶の魅力です。
ひと口で満喫できる濃厚な味を是非、堪能して下さい。
生産量日本一を誇る八女の玉露。
恵まれた環境で育つ玉露は「お茶の芸術品」と評されています。
玉露は摘む前に覆いをして直射日光を遮って育てます。
丹念に作った玉露は、深い旨味とコクのある味わいになるのです。
遮光栽培独特の覆い香と言われる香りが特徴です。
小ぶりの茶器を用意し、湯呑みにお湯を注いで冷まします。
湯呑みのお湯を湯冷ましの器に注ぎます。
急須に約8g(大さじ2杯)の茶葉を入れます。
湯冷ましのお湯(約40〜50度)を急須に注ぎ、蓋をします。
1分半から2分程待ったら、お茶を湯呑みに注ぎます。
廻し注ぎをし旨味が凝縮された最後の一滴までしぼりきります。
廻し注ぎ:6のように、1→2→3の順で少しずつ注いだら、今度は3→2→1の順で。お茶を全て注ぎ終えるまで繰り返します。
生産量が多く、お茶の代表とも言えるのが煎茶。
太陽の光をたっぷりと浴びて作られ、
甘みと渋みがほどよく調和して、玉露と比べると爽やかな味わいが特徴です。
湯呑みに8分目程のお湯を注いで冷まします。
湯呑みのお湯を湯冷ましの器に注ぎます。
約7g(軽く大さじ2杯)の茶葉を入れ、約30秒から1分待ちます。
茶葉が8〜9分目まで開いた頃が一煎目を出すポイントです。
水の色を見ながら、濃さと量が均一になるように「廻し注ぎ」します。
廻し注ぎ:5のように、1→2→3の順で少しずつ注いだら、今度は3→2→1の順で。お茶を全て注ぎ終えるまで繰り返します。
茶亭SUMIでは定期的に、お茶の淹れ方教室を開催しています。その様子をFacebookページでご紹介しております。興味のある方はぜひご覧下さいませ。